2024.03.14 春闘山場の総行動「夕方アピール」:リレートーク(6)郵政ユニオン

2024春闘山場の総行動
夕方アピール@長崎(長崎市・銕橋にて)

郵政ユニオン長崎中郵支部から預かった報告を代読します。
昨年10月に日本郵便とヤマト運輸との協業がスタートしました。
協業の中身は、ヤマト運輸が取り扱う小型の荷物のネコポスとクロネコDM便を全て日本郵便に委託するというものです。
日本郵便で配達しているゆうパケットとヤマト運輸で取り扱うネコポスの取扱個数はほぼ同数です。
また、約3万人に配達を委託していたクロネコDM便も今年の2月から全て日本郵便での配達になりました。
会社は郵便物の減少を理由に、この協業での増員は行わないと言っています。また、ネコポスの配達を段階的に移行するスモールスタートで職場の混乱を回避するつもりです。
しかし、将来的にはゆうパケットの取り扱い個数は2倍になります。そう考えると今の要員配置では無理があります。
我々が春闘前に職場で取り組んだ春闘アンケートでは、職場への不満、不安は要員不足が第一位でした。
また、来月4月からは物流、運送業界では2024年問題がスタートします。
郵便の送達日数が若干変更になったり、勤務間インターバルの導入などにより、シフトが組みにくくなったりして今の人員では要員配置も更に厳しくなります。
経営陣はこれまで、日通との宅配便統合やトール社の買収など失敗を繰り返してきましたが、損失したしわ寄せはボーナスカットなど現場の働く社員にのしかかってきました。今回のヤマト運輸との協業でもこの人員でやっていけるのか現場では不安だらけです。
24春闘では物価高を背景に賃上げムードが高まっていますが、我々郵政ユニオンは、大幅賃上げはもちろんですが、大幅増員を要求項目の一つに挙げています。
郵政ユニオン本部は3月13日の回答を受け、本日も交渉を重ねていますが納得出来る回答がなければ、明日、全国の仲間がストライキに突入します。
郵政ユニオン長崎中郵支部でも明日は本部配信のビラを配布し、共にたたかいます。以上です。

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