ヤマトホールディングスの今期上半期の営業成績が前期から一転して大幅赤字に転じました。理由として、宅配需要の減少や、物価高によるコスト圧迫が指摘されており、確かにそうした要素も影響しているのですが、前期と今期の決算書を並べてみるだけで、会計に詳しくない人でも、「宅配個数は増加している反面で、利益率が著しく悪化している」ことがすぐわかり、このことから、宅配の安易な薄利多売方針が収益を急激に悪化させた要因であることが明確に読み取れます。
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