宅配最大手のヤマト運輸で10日から受け取り側が不在の際、玄関前などに荷物を置く「置き配」の対象を広げることになりました。
これまで置き配は一部の商品のみで選択が可能でしたが、10日からは「宅急便」「宅急便コンパクト」でも選べるようになります。
利用できるのは、ヤマト運輸の個人向け会員サービス「クロネコメンバーズ」に登録しているおよそ5600万人です。
これでヤマト運輸が運ぶ荷物のおよそ8割で置き配を選ぶことができます。
ヤマト運輸のドライバーは「労働力の確保と環境で言うとCO2削減につながったりと色々な相乗効果が生まれるのではないか」と話していました。
ヤマト運輸がサービスを開始する「置き配」は自宅に宅配ボックスがなくても問題はなく玄関ドア、ガスメーターボックス、自転車のかごも対応可能としています。
利用方法は「クロネコメンバーズ」に登録し、荷物お届け予定の通知がきたら受け取り方法や日にちなどを入力して依頼完了。
配達が完了したら通知がくるという流れになっています。
政府は、トラックドライバーの負担の減少につながるとして去年10月時点で10%を超えている再配達率を今年度内に6%にすることを目指しています。
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