2011年5月から、嵐電を使ってヤマト運輸さんの荷物輸送が行われています。宅急便事業での環境負荷の削減に向けた取り組みで、平日は上りのラッシュ対応の為に重連で走っている定期電車の後ろ側の車両を貸切にし、この下りの閑散車両の有効活用を兼ねて運行されています。土休日は重連運行されていないので、定期電車の合間に別途貸切電車を仕立てて運行されています。車内にはヤマト運輸さんのスタッフが乗車されており、到着駅で待っているスタッフに荷物を渡されます。映像の中で単車で走っているモボ102には、唯一ワンマン看板の取り付け枠が残っていますが、普段は定期電車運行時も含めてワンマン看板の掲出はされていませんが、撮影に行った日は何と『ワンマン』看板を掲出して運行されており驚きました。貴重な映像かと思います。冒頭の写真はクロネコヤマト電車が運行開始された当初に撮影したもので、四条大宮側にはこの取り組みをPRする幕が張られており、嵐山側の顔と側面にはクロネコマークのマグネットが貼られていました。その後4枚目の写真の円形のクロネコヘッドマークが取り付けられるようになりましたが、水に濡れてすぐに泣いてしまい、新たに楕円形のクロネコヘッドマークが製作されました。
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