世界最大のECモール、アマゾンの岡山県内初の配送拠点が岡山市に開設されました。配達がスピードアップするほか、新たな雇用も生まれるとしています。
岡山市北区久米に9月13日開設されたアマゾンの岡山北デリバリーステーション。車で30分以内のエリアの宅配拠点で、人口の多い岡山市と倉敷市をカバーします。
これまでは主に大手宅配業者に配達を依頼していましたが、自社の配送網を整備することでスピードアップが図れるとしています。
(アマゾンロジスティクス 舟木潤田リージョナルディレクター)
「夜7時から9時に注文すれば翌日夜にお届け可能」
例えば、夜9時に注文した商品は、倉庫から集約拠点を経て、翌日昼ごろ、この配送拠点に到着。夜までに手元に届きます。
(報告 堀靖英)
「今、お昼の便の荷物が到着しました。こうしたトラックが、早朝と昼の1日2回届くそうです」
届いた荷物はすぐに仕分けされ、最短で配達できるよう、ルートや配達順が決まっていきます。
仕分けされた商品を主に配達するのが、アマゾンフレックスと呼ばれる個人事業主のドライバーです。働く時間を自分で選べると、アマゾンが推奨しています。
(アマゾンフレックスで働く開晃久さん)
「2時間から8時間の中で、自分の都合に合わせて選択できるので、そこがメリットかなと思った」
アマゾンでは、こうしたフレックスドライバーや仕分け作業などで、あわせて300人以上を雇用する予定です。また、いわゆる「置き配サービス」を導入し、再配達によるドライバーの負担を軽減するとしています。
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